在籍確認を避けたいけど...

金融業者は貸したお金を返済してもらわねばなりませんので、返済能力のある人にしか融資しません。しかし、一定額以下であれば収入証明などを求めることはなく、勤務先への在籍確認で済ますことが一般的です。けれど、この在籍確認で「借金するというのが会社にバレてしまうのでは?」と不安になることもあるでしょう。

 

では、実際に在籍確認というものは実施されているのでしょうか?ここでは、バレることがあるケースについて検証してみます。

 

在籍確認は必ずされるのか?

基本的に在籍確認はされます。昨今では、直接金融業者に出向く必要はなく、ネットやフリーダイヤルによって融資の申し込みができるようになっています。つまり、金融業者のほうは、入力あるいは口頭で自己申請された情報しかないということになります。

 

融資を決定する前には、事実と相違ないかを確認する必要があります。お金を貸す際に一番重要なのは収入の有無です。これは、返済能力の保障のほか、貸金業法の総量規制でも定められているためです。ただし、例外があり、専業主婦の人が総量規制対象外となっている銀行から借りる場合は、在籍確認はありません。

 

そもそも勤務先がないですし、限度額以内であれば、ご主人の同意などもなしで融資を受けることが可能な場合があります。しかし、それ以外の人は、電話による在籍確認が必ずなされると思っておくほうがよいでしょう。

 

在籍確認されるのはいつ?

在籍確認を行われるのは、融資の申請をしてすぐです。

 

遅くとも、1時間以内には勤務先に電話がかかってくるでしょう。ですので、連絡が付く時間帯に申し込みをすることが重要です。勤務先に誰もいないとか、電話が繋がらないようでは、「在籍確認が取れませんでした」ということになり、審査が保留になります。急いで融資を受けたいという場合には、なおさら連絡のつく時間帯に申し込むことが重要です。

 

また、緊急を要する場合には、審査時間が短いと宣伝しているところを選ぶことです。中には、15分や30分程度で審査が完了するところがあります。そういう金融業者であれば、在籍確認も速攻でなされるということになります。逆に、審査に数日かかるというところでは、翌日などに在籍確認が実施されることもありますので、申し込みをする前に確認が必要です。

 

在籍確認の担当者は個人名を名乗る

融資を受けるということは、すなわち借金をするということです。しかも、消費者金融からお金を借りることは、誰にも知られたくないということもあるでしょう。在籍確認で消費者金融名を名乗られるのは絶対に避けたい人もいるかもしれません。

 

では、実際にどのように電話がかかるかですが、これは個人名でかけられることになります。たとえば、「友人の山田です」といった具合です。ですので、消費者金融からの電話だと会社に知られることはありません。

 

しかし、銀行からの融資を受けるという場合は、あえて銀行名を名乗ってもらうことも可能です。銀行であれば、単なる口座の問い合わせというように言い訳することも簡単です。同僚に、妙な勘繰りをされることを防げる場合もあるかもしれません。ですので、融資の申し込みの際に、ひと言伝えておくとよいでしょう。

 

在籍確認では何を聞かれるの?

在籍確認で、「勤務態度や収入などを尋ねられるのでは?」と思っている人もいるかもしれません。しかし、そんなことはなく、在席確認で聞かれるのは、本当に申込者がそこで勤務しているかどうかという一点のみです。ですので、「山田さんはおられますか?」と聞かれるだけです。もし「ただいま、席を外しています」という返事だったとしても、在籍確認が取れたという風にみなされます。

 

また、借金をするということを第三者に話すことは、法律で禁じられています。そのため、金融業者も、電話口に出た人に対して電話を掛けた詳しい内容を話すことはできません。つまり、在籍確認は、あくまでも記載された勤務先が実在しており、本当に働いているかどうかだけのチェックということです。収入などの個人情報を確認することは、一切なされないということです。

 

勤務先の職員に怪しまれたら?

普段、まったく個人あての電話がこないという人は、在籍確認の電話を勤務先の職員に怪しまれることもあるかもしれません。そういう場合は、事前に納得してもらえそうな言い訳を考えておくことです。

 

たとえば、「元同級生に不幸があって、今日のうちに連絡が来るかもしれない」などです。あるいは、親兄弟のことで、何らかの問題があるふりをするのもよいかもしれません。そうすれば、珍しい電話がかかってきたとしても、不思議に思われることがないでしょう。

 

さらに、怪しまれないためには、自分しか電話をとらない時間帯に融資の申し込みをするという手もあります。たとえば、すべての職員が昼食で出払っているときを狙うといった方法です。そうすれば、誰にも在籍確認の電話がかかったことを知られず、不審に思われることすらなく済ませることも可能です。

 

同僚にバレてしまうケースとは?

では、在籍確認によって、同僚に借金をするということがバレてしまうケースが実際にあるのかですが、ゼロとは言い切れません。金融業者は会社名を伏せて電話をしますし、その人の収入などを問うこともないので、普通はバレないものです。

 

しかし、同僚の中に、同じように金融業者から借金をしているという人がいれば、バレてしまう恐れがあります。勘が鋭いというよりも、自分も同じ経験があるために、金融業者からの電話が融資に関することだと気づいてしまうということです。要は、同類ということです。

 

それ以外で借金がバレるのは、在席確認ではなく滞納したときです。滞納をすると、勤務先に督促の電話が入ります。そうなると、もはや隠しようがなくなるでしょう。つまり、それさえ注意すれば、基本的に借金を同僚に知られることはないということです。

 

かけ直しで消費者金融ということがバレたりしないの?

かけ直しされたとしても、消費者金融という名前を出すことはないのでバレることはありません。消費者金融にしてみても、顧客獲得に必死です。特に、新規顧客できちんとした会社に勤めているとなると、手放したくない上客ということになります。それだけに、顧客に不利になるようなことは一切しないものです。

 

お金を借りるとなると、気が引けることもあるでしょう。しかし、金融業者はお金を貸してその利益で商売しています。つまり、借りてくれる人がなければ、商売が成り立たないということです。ですので、できるだけ借りやすく、顧客に負担のないサービスを提供しようとします。

 

もし、在席確認でバレるという事態が頻繁に起きているようであれば、信用問題に関わります。その金融業者の評判はがた落ちで、遅かれ早かれ店じまいに追い込まれることになるかもしれません。

 

まとめ

急な支出で融資を利用したいのはやまやまだけど、一番のネックになるのが在籍確認という人もいるでしょう。会社に電話がかかってくるのが嫌で、申し込みを躊躇してしまうこともあるかもしれません。けれど、実際にはバレる可能性は極めて低いものです。

 

数秒の電話のみで完了し、即日融資を受けられるケースがほとんどです。

 

それでもやはり不安だという場合は、電話以外による在籍確認をしてもらうという方法もあります。金融業者によっては、社員証や給料明細などで在籍確認代わりだと認めているところがあります。そうすれば、同僚に知られるリスクを完全に抑えることが可能です。

 

また、夜間、土日祝日など会社が閉まっている時間帯に、急な融資が必要だという際にも利用できることになります。ですので、一度金融業者に尋ねてみることをおすすめします。